2024.6.19 計算負荷の指標
プログラムの計算量を評価するための指標
FLOPs(FLoating-point OPerationS))
そのプログラムの実行に要する浮動小数点演算の回数を意味する。少ないほど効率の良いことを意味する。
単位時間あたりに行うことのできる浮動書数点演算の回数のことをFLOPS(FLoating-point Operations Per Second)とよび、こちらはプロセッサの性能を意味する。大きければ大きいほど高い性能であることをを
CPU time
CPUはマルチタスクで複数のプログラムを並列処理しているため、プログラムの実行時間はそのプログラムの計算に要した負荷を表していない
特定のプロセス処理のためにCPUに割り当てられた時間のことをCPU time(CPU時間)という。
関連:2024.6.19 プログラムの高速化に関する知見(tqdm, 関数)
計算量オーダー
扱うデータの数に対して計算回数がどの程度増加するかを表す指標のこと。
O記法を用いて以下のようにあわらされる
$ O(n):データ数と計算回数が比例関係にある
$ O(n^2):データ数が増加するにつれ、計算回数が2乗のオーダーで増加する
$ O(\log n):データ数が少ないうちは計算回数は大きく増加し、データ数が多い場合は計算回数の増加する度合いが鈍化する